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今更聞けない、ESG、SRI、インパクト投資の違いとは?

 

サステナビリティな投資に関する3つの考え方を紹介します

世界規模の異常気象は、やはり温暖化や環境破壊が原因?

 

 

今年も、世界各国で異常気象のニュースが聞かれます。カナダの驚きの最高気温50℃や今ヨーロッパで起こっている水害など、加えて日本でも毎年のように50年に一度の天災に襲われています。

 

毎年のように起こる異常気象、これはやはり地球温暖化や環境破壊が原因なのでしょうか。それとも長い地球の歴史から見たらほんの少しの誤差なのでしょうか?

  

サステナビリティに関する、3つの投資の考え方

サステナビリティとは温暖化や環境破壊の流れを変えようとする考え方です。しかし、サステナビリティに関する投資は、似たような単語が多くて分かりづらいのが難点です。

 

今回、Entreprneurに載っていた違いを説明した記事『ESG, SRI and Impact Investing: What's the Difference and What's Best for Your Portfolio?』を紹介します。

 

まず最初はSRIです。

Socially responsible investing(SRI:社会的責任投資)とは、あなたの価値に影響を与える投資を徹底して行うことを意味します。 たとえば、アルコール、タバコ、武器、マリファナ/大麻、性関連産業、またはギャンブルを通じて利益を得る株式への投資を避ける場合、あなたはSRI投資家です。

記事の抄訳です

 

次はESGです。

社会への悪影響を制限する取り組みに努める企業は、environmental, social and corporate governance(ESG:環境、社会、コーポレートガバナンス)企業のカテゴリーに分類されます。SASB標準は、77の異なる業界の財務実績に最も関連する環境および社会、ガバナンスの問題を特定するのに役立ちます。これらの標準は投資家にサステナビリティの情報を公開するのを手助けします。

記事の抄訳です

 

最後はインパクト投資(Impact Investing)です。

インパクト投資は、価値に基づく優先順位を投資家の資本に結び付けます。 これらの企業は、自社の行動と社会へのプラスの影響との間に相関関係があることを証明しています。言い換えれば、低所得のコミュニティのために作成したビジネスの数のレポートを紹介したり、年間を通じて水の使用量をどのように削減したかを証明したりすることができます。

記事の抄訳です

 

 

たとえ温暖化と異常気象が無関係であっても、今の産業の図式が正しいとは絶対に言えない

今日は、サステナビリティに関する3つの考え方を紹介しました。

 

SDGsはブームの割にはそれほど有効ではない気がします。

 

もしかしたら温暖化と異常気象は無関係かもしれません。けれどももうそんな議論はムダだと思っています。どう考えても今のまま化石燃料を消費し、プラスティックを生産・廃棄し続けていくことが良いとは絶対に言えないでしょう。

 

2030年までもう10年を切っています。加速させていきたいですね。

 

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