外出の自粛要請が出れば、土日は守るけど、平日の出勤はあまり減らない。どういう理屈で世の中は動いているのでしょうか。

空間編の最終回、英語ではSOUTHとNORTH、日本語の南北（ミナミ、キタ）の語源を紹介します。

英語のWEST、日本語ではなぜ西（にし）と呼ぶのでしょうか？

「今」を基準に「過去」「未来」が決まるのに、日本語の表現はその法則に従っていないと思うような事が多々あります

英語のEAST、日本語ではなぜ東（ひがし）と呼ぶのでしょうか？

ワークライフバランスとは、通常、仕事と遊びのバランスの事と言われています。

でも、日本人の場合は少し意味が違います。

日本語の母音（あいうえお）のうち、母音(i)の機能について、紹介します。

日本語の母音（あいうえお）の機能について、紹介します。

日本語は膠着こうちゃく語とされています。単語の後ろに別の成分を付加して新たな言葉がどんどん作られていき、語義が変化していきます。

「大和言葉の作り方」では、やまと言葉の原始は1音節動詞としています。言語の起源は動詞か名詞かという議論があります。

今は同じ事を指す言葉でも、もともとの語源は全く異なるという事があります。それには、民族や人種の考え方が色濃く反映されます。

今日は、言葉（コトバ）について西欧と日本の違いを紹介します。

今回からは、私たちの遠いご先祖様が言葉をどう作っていったかを振り返ってみたいと思います。

Matthew Syedの"Black Box Thinking: The Surprising Truth About Success"を読んでいたら、日本人の特徴が出てきました。

自分の周りの事、感覚的な事と、外の抽象的な事、難しい考え方がバサっと分かれている、それが日本人の特徴です。まさに、日本的なウチとソトです。それは、やまと言葉に抽象語が少ない事に関係がある事が分かりました。

文春文庫から出た山本七平の『「常識」の落とし穴』という本があります。大きく４章に分かれており、今日は３章の『III　日本人の「神話」』の中から、「民族性とは変わらぬもの」という短文を紹介します。

「日本語をさかのぼる」の大野先生は、やまと言葉には抽象語が少ない事を指摘しました。抽象語は漢字による造語を使い、やまと言葉を放棄したのが原因だそうです。

これまで日本語の語根の分析を学んできました。ここで、大野先生は一つの問いかけをしています。

漢字で区別して表記しているため、全然別と思われている語が実は同じ語根から派生した単語家族の一員という事があります。

前回は語根について学び、単語から語根の抽出例としてシズカ（静）を取り上げました。

とても面白かったので、もう少し例を紹介したいと思います。

「日本語をさかのぼる」の著者である大野晋氏は、多くの場合、やまと言葉は複合語であると言っています。