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ブルース界に吹き荒れたベン・ハーパー現象。つまりこういう音

 

Welcome to the Cruel World

Ben Harper ベン・ハーパー

  

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どんなアーティストでも、大抵のファーストアルバムが好きです。ファーストアルバムは、そのアーティストのアマチュア時代のベストアルバムなので曲が良い事が多く、このアルバムも素晴らしいです。

 

もう随分昔に「強力新人デビュー。超お勧め盤」と黄色が特徴のレコード屋さんに宣伝の紙が張ってあり、 ジャケットを見るとなかなかいい感じだったのでジャケ買いをしてしまいました。ホント、正解でした。

 

1曲目はギターのインスト。この曲を聞くと草原の中で日射しを浴びている風景が何故か頭に浮んでくる。アルバム全体の良さを予感させる、素晴らしいオープニングです。

 

2曲目以降はBen Harperの歌が入ります。彼の歌声は線が細くてちょっと頼りなく神経質な感じです。静かにうつむいているジャケと重なりとてもナイーブな人という印象です。それがアコースティックなサウンドと良く合っていると思います。アップテンポとスローな曲が交互に現れてきて、Don't Take That Attitude To Your GraveやForever、Waiting On An Angelなどの弾き語りがお気に入りです。独特の寂しさ感が心に染みます。

 

中でもWalk Awayという曲が大好きです。とてもとても地味なメロディーと演奏で、全然盛り上らない曲なのですが、 何故か繰り返し聞いてしまいます。「また日が昇った。友よ、君がいない日って意味でもある。」こんな曲がアルバムに入っているので、やはりシングル・ヒット曲だけ聴いていると損をします。「言うのは簡単だけど、やってみるのは難しい。でも、時々、時々だけど、君はいなくなるべきだって思うんだ。これまで多くの人を好きになってきたのに、なんでたった一人の事でこんなに悩むんだろ」

 

BenもFUJI ROCKに出る程日本でもメジャーになってしまいましたけど、 ジャケしか情報が無く、あの貼り紙を見て買おうかどうか悩んだ頃が懐しい!

 

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