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シンプルなアメリカン・ロックが、最高に盛り上がるコンサート - Creedence Clearwater Revival

 【ライブアルバム紹介】

The Concert

Creedence Clearwater Revival クリーデンス・クリアウォーター・リバイバル

Creedence Clearwater Revival (CCR)の名前を聞くと、映画「地獄の黙示録」の1場面を思い出します。ベトナム戦地に慰問に来たプレイメイツ3人が、ヘリから降りてきて彼らの代表曲のSuzie Qをバックに踊るセクシーな場面です。実は、映画の中で演奏しているのはCCRでは無くFlash Cadillac & the Continental Kidsというバンドでした。でも何故かCCRのイメージと被ります。

 

このライブアルバムは、そのSuzie Qと、同じく代表曲であるHave You Ever Seen The Rainが入っていないのが少し残念とは言え、CCRのセクシーな魅力を伝えるのに充分なアルバムです。オープニング、シンプルなギターのリフから、ハイトーンでとてつもなくハイテンション、迫力満点のJohn Fogertyのボーカルが歌い出します。ミドルテンポのBorn On The Bayouです。聴いていると素晴らしいコンサートになる予感が充分にする曲です。

 

次もシンプルなギターのリフのGreen River。本当にCCRの曲は、ロックのカッコよさがギュッと詰まったミニマルな曲が多いです。

 

5曲目のオールドロック調のTravelin' Bandから6曲目のWho'll Stop The Rain、カントリーっぽいBad Moon Risingと、どんどん盛り上がっていきます。そして8曲目がIke & Tina Turnerのカバーでも有名なProud Maryです。この4曲続くところは、特に素晴らしい! 最高です。ここで前半のピークを迎えます。Proud Maryは、キャンディーズやザ・ピーナッツもカバーしているほど日本でも人気がある曲です。「Rolling, rolling, rolling on the river.」というサビは、つい一緒に歌いたくなります。

 

11曲目はBig Bill Broonzyで有名なThe Midnight Specialで、12曲目はブルージーなNight Time Is The Right Timeです。オールディーズやカントリー、ブルースなどアメリカン・ルーツ・ミュージックの見本市のようなコンサートです。

 

ここまでの曲は全て3分程度のコンパクトな曲ばかりだったのですが、最後の曲Keep On Chooglin'は長いです。ギターのソロにハーモニカのソロも加わり、9分を超えた演奏になり、コンサートは終わりを迎えます。それにしても、どうしてギターやドラムの音がこんなに単純に気持ち良いのでしょうか?

 

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