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セイロンってインドの近くの島だっけ?と思いながら紅茶を飲む

今度は、高級なセイロン紅茶に挑戦です。 

セイロン紅茶に挑戦

お気に入りだったキーマンもとうとう無くなりました。インド、中国に続き、今度はスリランカ(セイロン)の紅茶を飲んでみる事にしました。

 

ヌワラエリヤは高品質なセイロン紅茶

世界三大銘茶の実力を知り、今度はウヴァに挑戦しようと思い、池袋の三國屋善五郎へ行きました。ところが、残念ながら「ミルクティーが最適」と書いてあります。

 

仕方がないので、同じセイロン紅茶のヌワラエリヤを買ってみました。「水色すいしょくはやや薄めで、ウヴァやディンブラに比べると味、香りとも優雅と言えます」と紹介されています。これは期待が持てそうです。

 

家に帰って早速開けてみると、葉はルーズリーフではなくカットしてあるブロークンだったので少し驚きました。高級な紅茶はルーズリーフと思い込みがあったからです。

 

淹れて飲んでみると、キーマンと違い、スッキリした癖のない味でした。「お嬢様なのにあっさりした性格で誰からも好かれる」という感じでしょうか。

 

セイロン紅茶を有名にしたスコットランド人

「一杯の紅茶の世界史」を読むと、セイロン(スリランカ)での紅茶の栽培にとても苦労したイギリス人が出てきます。

 

ジェームス・テーラーという名前のスコットランド人で、かなり人嫌いの変わった性格で、彼のおかげでセイロン紅茶は有名になったのに、どんな人物かを知って居る者は誰も居なかったそうです。

 

生涯独身で紅茶の栽培に半生を捧げ、スコットランドには一度も帰らず、父や兄弟とも再開する事は無かったそうです。休暇を取ったのは一度だけで、それもインド北部のダージリンに紅茶の研究に出かけたためでした。

 

 

美味しい紅茶は、色々な悲劇の歴史が隠れている

もともとスリランカにお茶は自生しておらず、イギリス植民地主義の結果です。インドの次に紅茶の栽培地として目を付けたのがセイロンでした。

 

いま何気なく飲んでいる美味しい紅茶の陰には、色々な悲劇が隠れています。

 

世界各地の紅茶に興味があるなら、これもおススメ!

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おススメ茶葉

有名ブランドの「ヌワラエリア」です。Amazonは、三國屋善五郎は取り扱っていないようです。

 

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