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心を訓練して、ついにただただ心の平穏と知覚だけが残る

 

エンライトメントへの8つの実践の説明。その2です

 

 

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3つに分類される8つの実践、今回は心の訓練

ブッダの最古の教えから、8つの実践すべき事を紹介しています。

 

8つの実践は、3つに分類されます。

前回は倫理的行為を説明しました。今回は、心の訓練を説明します。

 

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8つの実践と心の訓練の位置づけ

 

【8つの実践と心の訓練の位置づけ】

全ての感覚がなくなり、心の平穏と知覚だけが残る

心の訓練には、Googleで有名になったマインドフルネスを3つが含まれます。

正しい努力

邪悪を防ぐ、邪悪とそれが引き起こす不健全な状態を取り除く、善を生み出し、心の健全な状態を引き起こす、すでに善が起こっている人を開発して完全へと向かわせる、強烈な意志

 

正しいマインドフルネス

入念、マインドフルに、注意深く、体の活動、感情の感覚、心の活動、思わくや考えを認識する。呼吸に集中する練習は、体とつながる心を開発するための最も知られた練習の1つです

 

正しい集中

瞑想(recueillement)やトランスと呼ばれる4段階へ導く。第1段階は心配や疑いといった不健全な欲望を捨て、喜びや幸せを維持する。第2段階は、知的な活動は無くなり、心の平穏と1点集中の心を開発し、喜びと幸せの感情は維持する。第3段階は、喜びも消え、心の平穏に加えて幸せは維持する。第4段階は全ての感覚、幸せさえも消え、純粋な心の平穏と知覚だけが残る

 引用は全てWalpola Rahula 『What the Buddha Taught』の抄訳です

 

正しいマインドフルネスと正しい集中への流れがイマイチ良く分かりません。どちらも具体的な方法は瞑想なのでしょうか?正しい集中をもう少し知りたくなりました。

 

マインドフルネスだけを切り取ってフォーカスするのは、ブッダの意に反するかも

今日は、ブッダの最古の教えである8つの実践から、心の訓練を説明しました。

 

良く知られるマインドフルネスはそれだけでも十分な効果が有るとはいえ、8つの実践を知るとマインドフルネスだけを切り取ってフォーカスするのは、ブッダの意に反する気がしました。しかし、8つはそれぞれつながっていて相互依存しています。マインドフルネスの1つだけでも注意を払えば、残りも自然と目が向くのかもしれません。

 

次回は、最後のカテゴリーである知恵を説明します。

 

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