改めて気づく、持続可能な開発を実現するには結局イノベーションによる変革しかなかった！

『SDGsオワコン説に負けず、持続可能な開発を実現するには？』というテーマで、3月16日のSDGsスタートアップセミナーで講演しました。

3月いっぱいはアーカイブ配信をしていますので、是非視聴してください。無料です。

『SDGsスタートアップセミナー ～サステナブルな取り組みを実践する上でのヒント～』

今は無事終わった安心感と、何かブレークスルーが必要と思う焦りの両方を感じています。

マイケル・ポーターがハーバード・ビジネス・レビューに書いたCSVに関する記事を載せてからもう10年以上が経ちました。

記事を読んだ当初はその普及に貢献したいと思い、CSVを実行するフレームワークを考えたりしていました。そして、SDGs事業を始めたい企業、あるいは、「SDGsをやれ」と上から言われた社員向けに、コンサルやセミナーも始めました。しかし、全般的に10年経ってもCSVの成功事例はそれほど聞こえてきません。

本業で儲けながら社会課題も解決するのは、そんなに簡単では有りません。イノベーションによるこれまでの企業活動の変革が求められるからです。

イノベーションは、誰も考えなかったアイデア、だけど、イノベーションが起こった後から振り返ると何で誰も思いつかなかったんだろうと思うようなアイデアだそうです。そうすると、バックキャスティングする未来を描ける人はごく限られた人のように思えます。誰も想像できずその人だけが見えている未来、そしてそれを実現するリーダーシップが出会うと、きっとイノベーションが起きるのでしょう。

自分が「その人」になる可能性はあるのでしょうか？このままセミナーやコンサルを単純に続けるだけでなく、自分でも何かビズフォリオでアクションがとれればいいな、と思っています。

今日は、持続可能な開発を実現するには結局イノベーションによる変革しかなかった、と改めて気づいた話を書きました。

セミナーの参加者の中で、講演を聞いて何かアクションをとろうと思った人が居たら嬉しいのですが。そういう人をもっと増やしたい、サポートしたい、更には自分でもアクションを起こしたい、という思いがセミナー終了後に溢れてきた一方で何も思いつかない焦りもあります。

続けていれば道が開けるかも、と信じて歩いていくしかないですね。