ライブ・アルバム

音楽のパッケージが、レコードからCD、そしてサブスクリプションに変わっていくなかで、

ライブ演奏はますますその価値を増しています。

 

そんなライブ演奏の状況を録音したライブの名盤を紹介します。

 


太いベースにポエットにヌードダンサー⁉ぶっ飛びのスペースサウンド

 【ライブアルバム紹介】

Space Ritual

Hawkwind  ホークウインド

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粗削りで荒々しい、嵐のような暴力的サウンド

 【ライブアルバム紹介】

Earthbound

King Crimson キング・クリムゾン

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信じられないメンバーをバックに従えて、歌うJoniの凛々しい姿

 【ライブアルバム紹介】【ライブ映像】

Shadows And Light

Joni Mitchell ジョニ・ミッチェル

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ちょっぴりハードで、飛び切りポップな音が武道館に響いた日

 【ライブアルバム紹介】

At Budokan

Cheap Trick チープ・トリック

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コンサートのあらゆる魅力が詰まったアルバム

 【ライブアルバム紹介】

Live

Donny Hathaway ダニー・ハサウェイ

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シンプルなアメリカン・ロックが、最高に盛り上がるコンサート

 【ライブアルバム紹介】

The Concert

Creedence Clearwater Revival クリーデンス・クリアウォーター・リバイバル

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メローなギターサウンドが、まるで初夏の爽やかな風

 【ライブアルバム紹介】

Weekend In L.A.

George Benson ジョージ・ベンソン

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ロックギターのソロ、それはクラプトンから始まった!

 【ライブアルバム紹介】

E. C. Was Here

ERIC CLAPTON エリック・クラプトン

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豪快なジョー・ウォルシュのギター、これぞアメリカン・ロック

 【ライブアルバム紹介】

Live in Concert

JAMES GANG  ジェイムス・ギャング

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英国ロックのベテラン、皮肉屋でエバーグリーンのサウンド

 【ライブアルバム紹介】

One For the Road

THE KINKS キンクス

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現状に不満が有れば立ち上がれ!勇気をくれる音楽

 【ライブアルバム紹介】

 Live!

BOB MARLEY AND THE WAILERS ボブ・マーリー&ザ・ウェイラーズ

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超一流のB級エンターテインメント

 【ライブアルバム紹介】

 

Welcome to the Club

IAN HUNTER  イアン・ハンター

 

 

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Love Power Peace Live At The Olympia Paris 1971

James Brown  ジェームス・ブラウン

【最強Funk】ショーの星、最も働く男、ミスターダイナマイトの最もノリにノっていた頃のライブアルバム

 

形式は人の思考に制約を加えます。慣れてくると形式の必然性に疑問を感じなくなり、その制約が当たり前のように考えそれに合わせて行動するようになります。

 

音楽のメディアがLPからCDになっても、アルバムとシングルカットという形式は同じでした。ダウンロードサービスが出てきて1曲づつ購入できるようになっても、その制約にとらわれていてその良さを活かしきれていません。相変わらず未発表音源を適当に入れて発表されるJimi Hendrixのアルバムがその代表です。James Brownも当時はレコードの制約をうけていました。収納時間が短くてAB面あるシングルのために、長い曲をパート1とパート2という形で切って発表していました。音楽的なセンスは一切なく、A面B面に収まるように単純に時間で切っています。そんなJBにはダウンロードやサブスクリプションのサービスは最適と思わます。Funkの数々の名曲を編集なしのオリジナルの形にして、1曲ごとに販売か聴けるようにしてほしい!宜しくお願いします。

 

逆に、1曲ごとの切り売りに向いていないのがライブ・アルバムでしょう。特にJBのライブはオープニングからアンコールまで、一つの完成された形式となっていて、最初から最後までその形式を味わうのがファンにとって最高の楽しみです。JBは数多くのライブアルバムを発表していますが、 在籍期間が短いせいか、Bootsyがベースのライブは有りませんでした。それが突然71年のパリのライブが発売されました。それも、何で今までお蔵入りだったのか本当に不思議に思う程、とても素晴らしい出来です。

 

1曲目のイントロにのって「始まるよ、さあブラザーラップだ」というMCからJamesが「Brother Got a Rapp,Brother Got a Rapp」とブレイクして始まる2曲目Brother Rapp、間を置かずに突然3曲目Ain't It Funky Now に続く所などアルバムの最初からかっこ良すぎます。

 

ドキュメンタリー映画でも言ってましたが、 予め決まって無くてJBのインタラクティブな指示で 次の曲や間奏に入ります。Zappaもそうだと何かの本で読んだ事があります。突然曲が変わる所がスリリングで痺れます。Bootsyはもとよりお兄さんの Catfishのギタープレイが光っています。 派手なBootsyの方が一般的には有名ですが 彼のギターはいぶし銀的魅力ですね。

 

このアルバムは、Sex MachineやGive It Up or Turnit A Loose、 Super Bad等、JBの代表曲がいっぱいです。 どのFUNKナンバーも最高です。Mother Popcornが入っていないのだけが残念です。


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Live/Dead

GRATEFUL DEAD  グレイトフル・デッド

Grateful Deadのコンサートは録音OKで、録音したテープやMP3ファイルの交換情報がネット上に溢れています。 コンサート会場でヒステリックに荷物検査をされて 不愉快な思いをすることが多いのに比べると全く正反対です。

 

DEADには、みんなでシェアしようという考えが基本にあります。なので、音源の交換は原則無料か実費です。他のアーティストでは溢れかえっているブートレッグは、商売になりません。これだけとってもDEADが普通のバンドとはかなり異なることが分かるかと思います。

 

Live/Deadは彼等の初めてのライブ盤です。あれほどライブ音源の交換が盛んで買う人なんて居るのか心配してしいますが、ベストセラーになったらしいです。

 

オープニングは、彼らの最も有名な曲の1つであるDark Starです。ベースがふわふわっとしたメロディを奏でます。そのうちにリズムを刻みだし、Jerry Garciaのギターがフレーズを弾き出します。この音!僕がDEADを好きな理由の95%はJerry Garciaのギターです。 DEADの特長の1つは、長いインプロヴィゼーションですが、彼のギターは音色だけでも充分魅力的です。 痺れるというか官能的というか。ボーカルが短く入りますが、すぐに終わりインプロヴィゼーションになります。バーカショニストが二人いるとは思えないほどリズムはなく、ベースとギターが自由に弾きまくる感じです。延々と続いた後に、またボーカルが短く入って終わります。Creamと違い、そんなに白熱せず、ゆるくゆるく、恐ろしく盛り上がりに欠けてあっさり終わります。これが好きになると快感になります。

 

2曲目は、St. Stephen。キャッチーなフレーズで始まります。比較的ポピュラーソングらしく整っている曲です。その後、ジャムのようなアドリブっぽいThe Elevenに移ります。

 

4曲目は、カントリー調のTurn On Your Lovelight、ドラムソロも入ります。5曲目はスルーブルースのDeath Don't Have No Mercy。この辺はサイケデリックとは異なるアメリカンルーツミュージックとしてのDEADの魅力を聴かせる曲です。

 

6曲目はFeedback。名前の通り、ギターのフィードバック音を中心にしたノイズです。ミュージックコンクレートはキライじゃありませんが、7分はちょっと長いかな、若干飽きてきます。

 

クロージングはAnd We Bid You Goodnight、ドゥーワップっぽいアカペラの短い曲で、コンサートは終わりです。