確かにある！脳のスキャンが証明する、素晴らしい感謝の効果

不安や心配などから解放されるために、昔から人類には薬物で脳を変えることへの期待がありました。しかし、危険な副作用が多いのも事実です。

一方で、瞑想など緩やかに脳を変える方法も良く知られています。しかし、変化が緩やかでその効果がなかなか実感できないのが欠点です。

今回は、感謝が脳を変える客観的な事実を紹介します。最近では脳のスキャンにより、かつては分からなかったことが徐々に分かりつつあります。

最近は、なんでも機械が判定です。スポーツの判定もそうですし、やたらと監視カメラがあり、犯罪など何か問題が起きるとすぐにその映像が証拠として出てきます。

心理的な事に関しても、その傾向があります。瞑想の効果など本人の主観で判断しても良い気がするのに、脳をスキャンしてその効果の客観的な証拠を求めたりします。

どうも判断することを避ける傾向がみられるのが気になります。

感謝の効果を説明するEntrepreneurの記事『How the 'Gratitude Effect' Can Reshape Your Life and Its Direction』にも、感謝の効果を脳のスキャンで説明している部分があります。

ＵCバークレーでは、感謝の手紙を書いている人とそうでない人のMRIスキャンを実施しました。感謝の手紙を書いている人は 内側前頭前野の活動がより大きい事を発見しました。内側前頭前野は、とりわけ、ニコチン、薬物、およびアルコールへの反応を引き起こす脳の領域であると考えられています。 言い換えれば、感謝の気持ちを示すことは、ナチュラル・ハイを得るための健康的な方法であることが証明されています。

記事の抄訳です

感謝の効果が客観的な証拠で証明されるのは嬉しい半面、同じような傾向を感じ、少し気になりました。

とはいえ、せっかく感謝の習慣を始めてまだ効果が実感できない人は、脳が変わりつつあると想像して、もう少し頑張ってみてください。あと少しで効果が出てくるかもしれませんよ。

今日は、感謝が脳に与える科学的な効果を説明しました。

瞑想や内省、感謝などは脳を変えるメンタル・ツールと呼ぶ事もできます。

いつの日か、脳の全容が分かる日が来るのでしょうか。その時に、それらツールと脳との関係はどんな定義になっているのか、もっと手っ取り早く安全に脳を変えるツールを発明しているのか。興味は尽きないですね。

感謝、手書きに興味があるなら、これもおススメ！

関連記事:感謝の心と感謝を表すこと、違いが分かれば幸福へと近づきます！

関連記事:感謝日誌を起点に、すべてが良くなっていく

関連記事:日常の小さな喜びと驚き・・・感謝日誌で人生を変える！

関連記事:幸せになること間違い無し！感謝リストを作るべき理由

関連記事:驚きの効果！　勇気を出して書き出す事で人生ががらりと変わる「諦めの技術」

関連記事:感情を抑えきれない人におすすめ！驚きのリスト化の効果

関連記事:お金で買えるからといって、モノに感謝しない理由は無い！

ウェルビーイングとは、「心と体に社会との絆、全てが良い状態」です。

みんなの生活がウェルビーイングになるよう、「まず自分から」始められる情報を提供しています。