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日本人に合った健康法とは? (2)

週刊現代が、2017年 1/21 号に、2017年健康の新常識とひょうして、特集を組んでいます。『欧米人とこんなに違う「日本人の体質」』と「その健康法、日本人には意味がない」の2本立てになっています。

健康に良い食べ物

日本人には向いていない健康法が、世の中に溢れている

前回は、人種により体質が異なり、健康に良いとされる食べ物でも体質により異なるという説を紹介しました。その代表的な食べ物は、赤ワインやオリーブオイル、牛乳、ヨーグルトなどです。

 

今回、もう少し紹介していきたいと思います。とにかく、欧米人には効果があっても、日本人には向いていない健康法が世の中に溢れている、と週刊現代は言っています。

 

日本人は筋トレしても痩せない

人の筋肉には、「赤」と「白」という2つの筋肉があり、日本人は白い筋肉が少ないそうです。筋トレで太くなるのは「白い」方なので、白い筋肉を太くして基礎代謝を高めるのはとても効率が悪いそうです。

 

カロリーの総摂取量を減らすとともに、ジョギングなどの有酸素運動をする事でカロリー消費を積みかさねる方が日本人に向いています。

 

日本人は減塩しない方が良い

日本人の塩分摂取量は減少し、血圧は世界平均より低くなり、脳出血が激減しました。これ以上の減塩は効果も薄く、逆に心臓病の発症率が上がるとのデータもあるそうです。

 

食塩を取ると血圧が上がった状態が続く事を表す「食塩感受性」というのがあり、これは環境によって変化するそうで、塩分の量だけが問題ではありません。

 

食塩感受性を下げるには、腎臓から食塩を排出しやすくする「カリウム」を多めにとるのが効果的で、この理想に限りなく近いのは日本食だそうです。特に味噌の原料の大豆にカリウムが豊富に含まれており、減塩のために味噌汁を控えるのは逆効果です。

 

さらに、日本人の多くは、「飲酒により血圧が上がりやすいタイプ」の遺伝子を持っており、脳出血防止には、減塩よりアルコールを控える事が重要との事です。

 

糖質制限ダイエットで余計に糖尿病になる

日本人は(臓器にブドウ糖を取り込むのに必要な)インスリンの分泌量が少なく、炭水化物の摂取が減ると、ブドウ糖を確保しようと膵臓がインスリンの分泌を高め事に頑張りすぎて、疲労してしまうそうです。結果、インスリンが作られなくなり、肥満でもないのに糖尿病になってしまいます。

 

糖尿病の予防には、内臓脂肪を減らし、炭水化物をキチンと摂り、膵臓の機能を守る事が日本人には重要です。

 

以上、二回にわたって「日本人に合った健康法」を紹介しました。くどいようですが、「日本人に合っているから」といっても自分に合っているかも分かりません。自分の体調は良く観察して、見極めてくださいね。