訳あって、今年は1カ月の夏休み
今日から8月です。そして1か月まるまる休暇です。
もうすぐ60歳定年という直前に、59歳で転職することにしました。9月からは新しい会社へ移ります。8月は有給消化です。なんせ38日も有給が溜まっていました。
今回の出来事は、あらためて働く事とは?という人生の重要な課題を考えることになりました。
再雇用条件に納得出来ず、59歳で転職を決意
60歳の定年後、年金をもらえるまでは再雇用(多くは嘱託)で働く人は多いと思います。
自分の場合、会社が提示した再雇用の条件は、仕事は同じで年収はほぼ半分でした。
全く納得できませんでしたが、子供も独立し、ローンも払い終えたので、そんなにお金が必要なのか?とまず考えました。不満なら転職すれば良いとは言え、59歳で就職口があるのか?全く分かりませんし正直そんなにあるとも思えません。
仮に見つけたとしても、新しい環境は結構リスクです。どんなに良いと思った会社でも入ってみて上司や同僚と人間関係が悪かったら最悪です。
しかし、納得できないものは納得できないし、この先強い不満を抱えながらネガティブに5年間働くと、メンタルをやられるとも思いました。
まだ良く分かっていない考え方にJob Crafting※があります。オリジナルの論文は読みましたが、まだ全然咀嚼出来ていません。仕事の概念を自らが組み立て直すことで、働きがいを見つけるというものです。自分のケースで考えると、現在の職場で新しい働きがいを見つけるというのも選択肢としてはあったのか?と今振り返ると思います。
とは言え再雇用ではなく、転職を選びました。たまたま良い就職口が見つかり、本当にラッキーです。どんな働き方をしているのか、新しい環境が楽しみでもあり、怖い感じもありますね。
※Wrzesniewski, A., & Dutton, J. E. (2001). Crafting a Job: Revisioning Employees as Active Crafters of Their Work. The Academy of Management Review, 26(2), 179–201. https://doi.org/10.2307/259118
再雇用で年収低下は、それが本来の価値だったのか?
今回は、60歳定年の会社に勤める多くのサラリーマンが直面する、年金受給までの働き方を取り上げました。
なぜ同じ仕事の内容でも再雇用だと下がるのでしょうか。もともと50代のサラリーマンの本来の価値はそんなもので給料を貰い過ぎていただけ、ということなのでしょうか?そうだとすると結構落ち込みます。
1カ月の夏休みの間に、もう少し深く考えてみたいですね。
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