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「丁寧に暮らしたい」の丁寧って何?

効率化はウェルビーイングの敵

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先日、プロジェクト・チームの若手が倒れてヒヤリとしました。実は私も立ち眩みで倒れたことが何度かあり、他人事ではありません 。

彼は、電車内で倒れ駅の救護室に運ばれました。本人は電車に乗ったとこまでしか覚えてなく、倒れた時の記憶も無いそうです。

幸い、翌日病院に行き検査を受けたら、特に異常はなかった見つからなかったそうです。原因もよく分からないのが気になりますが、まずは一安心です。

立ち眩みの原因をGeminiに訊いてみると、回答は鉄分不足が有力でした。その対策を色々と調べてみて、結局、南部鉄瓶を買いました。お湯を沸かすだけで鉄分不足が解消されるそうです。

南部鉄瓶を使えば、ウェルビーイングが理解できる!?

いざ使ってみると、楽をして鉄分を取る目論見は全く外れました。これがとてつもなく手間がかかるモノでした。

とにかく重いです。あと、全体がものすごく熱くなるので、ちょっと移動させようと無意識に触ってしまうとやけどします。蓋の穴の位置も注意が必要です。持ち手の方に向けて沸かすと、注ぐ時にもろに熱い蒸気が手に当たってしまいます。

取っ手まで熱くなるので、鍋掴みのようなものが必須です。注ぐときに、最後の方で角度を大きくすると蓋が落ちるので蓋用の鍋掴みのようなものも必須です。

お湯を沸かして水分が残っていると錆びるので、よく水を切ってしばらく放置しておきます。そうすると、残っていた水分が自然と熱で蒸発します。

たかだかお湯を沸かすだけで、ものすごく時間がかかるし動作に集中が求められます。しかし、しばらく使ってみるとウェルビーイングや贅沢とはこういうことかと思うようになりました。

現役時代は、とにかくコスパが重要で効率性が最優先で生きています。定年後には「やることがない」「暇な時間を持て余している」と悩むことになります。現役時代の延長で、効率性という物差しで人生をはかるのが原因だと、リアルに実感しました。やっぱり身体感覚は大切です。

よく意識高い系女優が「丁寧に暮らしたい」と発言したりする意味が少しだけ分かった気がしました。

「趣味は、お湯を沸かすことです」

最初の頃、めちゃくちゃ使い辛いと愚痴っていたら、妻が、取っ手と蓋を掴む鍋掴みのようなものを鉄瓶のサイズに合わせて自作してくれました。

娘は、お湯を沸かし終わった後に乾燥用にしばらく放置しておくための、本体と蓋用の鍋敷きのようなものをこれも作ってくれました。

二人ともクラフトが趣味です。やっぱり趣味って素晴らしい!羨ましい!この時ばかりは痛感しました。でも、効率を求めないことが趣味なら、たかだかお湯を沸かすことも立派な「大人の趣味」ということで、良しとしましょうか。 

鍋敷きのようなものと鍋掴みのようなもの、一式
鍋敷きのようなものと鍋掴みのようなもの、一式

これを買いました。興味を持たれたなら是非!

ABOUT ME

埼玉県在住、仲間とビズフォリオを経営している複業サラリーマン

 

みんなが、自分らしい生き方/働き方を実現できるよう、ウェルビーイング、ライフデザイン、複業、SDGsをテーマに活動中。 詳しくはこちら