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弦楽五重奏曲第3番第1楽章 - モーツァルトでセルフケア(10)

 モーツァルトの音楽による効果を試しています。

 

今日は、弦楽五重奏曲第3番第1楽章です。

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弦楽五重奏曲第3番 K516 第1楽章はどんな曲?

 

1787年5月16日にウィーンのラントシュトラーセの家で作曲されてます。前曲の五重奏曲から約1カ月後です。

この五重奏曲は、全曲を一貫する厭世的な暗さにおいて、K515とは対極的な正反対の性格を持っている。(中略) 疲れた魂の嘆きであり、諦めであって、光明への望みすら打ち砕かれたかのようである。つまり第一楽章は、モーツァルト固有の半音階的下行モティーフによるやるせない深刻な訴えであり、メヌエットもその延長であって、長調に現れるトリオでもそれを打ち消すものではない。

 第1楽章はこんな感じです。 

第一楽章 アレグロ ト短調

第一主題は、第一ヴァイオリンで始まって第一ヴィオラによって反復されるが、✖印の下行半音階モティーフは、モーツァルト特有の微妙な表現力を持ったもので晩年の作品に多い。第二主題(変ロ長調)の前に現れる補助的な短調主題は、この曲を印象づける重要な役目を持ち、展開部でも一役買っているし、終曲では長調に姿をかえて反復使用されるものである。

引用は全て属啓成「モーツァルト<III>器楽編」

 

聴いた効果は?

10回目にして初めての短調でした。いつもの明るい感じと全く異なる出だしに少し戸惑い、上手くイメージができずに終わってしまいました。

 

これもおススメ! 

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今日聴いた演奏です

曲の紹介に引用した本です

音楽によるイメージ誘導法の本です

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