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「知る人ぞ知る」って言われるようになって大体40年くらいかな - Robyn Hitchcock

 

I Often Dream of Trains

Robyn Hitchcock  ロビン・ヒッチコック

  

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 CDが出始めた頃、レコード屋さんにはCDコーナーというのがありました。まだCD1枚が3800円くらいもしたので殆ど買う事はなくても、チェックだけはいつもしていました。その時に、この緑色の哀愁味のあるジャケットが何故かメチャクチャ気に入ってしまい、 迷わずレジへ行ってしまいました。いわゆる、ジャケ買いです。

 

なのでRobyn Hitchcockという人がどういう人なのか、当時は全く知りませんでした。実は今でも良く知りません。今はインターネットという便利なものがあるので、Wikipediaを見ると、1953年生まれのイギリス人のシンガーソングライターでギタリストだそうです。

 

家に帰って聴いてみると、哀愁の緑色が全てを表しているような、素朴な手作り感100%、アコースティックな心温まるサウンドでした。

 

1曲目はピアノのソロで2曲目からはRobynの歌が入ります。どの曲も非常にアコースティックかつシンプルで手作り感100%です。 殆どの曲がドラムレスで、まるで学芸会での余興みたいな感じです。

 

なかでもCathedral、Flavour Of The Night、Winter Love といった曲は寂しさ感一杯で、緑色の哀愁のジャケット同様の、セピア色の世界が展開されます。

 

そして11曲目、My Favourite Buildingsでピークを迎えます。この曲は、BeatlesというかGeorge Harrisonっぽいメロディも良いのに加え、エンディングでのダブルトラックで録られたギターソロが泣かせます。「僕の好きなビルはみんな壊されている。もう違う町に住んでるみたいだ」。こんな歌を唄うのだから、Robynと言う人は相当に変わった人に違いない!「ビルが僕たちの一部になるまでどれだけ時間がかかるのか誰も知らないんだ」。それにしても、今までにビルの事をこんなに熱く唄ったアーティストっていたでしょうか?

 

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