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【Jackie Day 】私は黒人。私は女性。でも、いつか自由になる!

 

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Jackie Day ジャッキー・デイ

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Jackie Dayは1938年、アーカンソー生まれ、インナーの写真を見れば分かりますが、前歯の間が少し開いた(日本ではすきっ歯と言われてあまり良いイメージは有りませんが、フランスではdents du bonheur、幸福な歯と言われるそうです)可愛い女の子でした。ジャケットの写真は、撮る時に何かを詰めて分からないようにするよう会社の誰かが決めたそうで、見ても分かりません。

 

Jackieは早熟で、17歳でシングルマザーになりウェイトレスとして働いていました。その頃は、ボーカリストになりたいとは誰にも言ってなく、長い親友のMacy Joshuaさんは、「彼女がレコードを作ったと後から聞いてショックを受けました。知る限り、当時彼女が唄っているのを見たことはありませんでした」と言っています。

 

彼女は、サックス奏者でアレンジャーのMaxwell Davisと組んで、Modernレコードからシングルを出すようになりました。当時、Modernレコードは昔のレコーディングのリイシューにのみ力を入れていましたが、新たに1000番台で新しいソウルのレコードをリリースしようとしていました。Ike & Tina TurnerやIkettes、Mary Love、Little Rechardなどのアーティストが既にいて、Jackieもその一員に入り、レコードを出す事になりました。

 

最初のシングルBefore It's Too LateはB面でした。1966年には2万4千枚売れ、その後、更に3千枚売れました。ただ、手堅くインディーズのレーベルを運用するには良かったのですが、大ヒットには程遠く、2枚目のOh, What Heartacheと3枚目のLong As I Got My Babyは5千枚程度に終わりました。

 

Modernはソウルミュージックの市場では、存在が希薄でした。わずかにIke & Tina TurnerやIkettes、Mary Loveのヒットがあったものの、とても充分とは言えない数でした。結局、Modernは1967年には事業をたたんでしまい、Kentの子会社のものとなります。そのため、JackieはSpecialtyに移り、より深い意味を持つ歌詞を書く事に興味が強まっていた彼女は、そこで最初のプロテスト・ソングである「Free at Last」をリリースしました。

 

このCDは、Jackieがレコーディングした全ての曲を収めた全20曲のお徳盤です。JackieがModernと契約する前に作った、彼女の最初のシングルで結局リリースされなかったDon't Fence Me Inや、シングル盤が2005年にオークションサイトで4050ドルで売れた、空耳で、「のりのりボーイ」と聴こえるNaughty Boy、Specialtyの後、Pauraから出した彼女の最後のシングルGuiltyまで、本当にレベルの高い曲ばかりです。

 

そして、ポップで明るくてご機嫌な他の曲とは違う、Martin Luther Kingの1963年の有名な演説「私には夢がある」にインスピレーションを受けたFree at Lastはしみじみと良い曲です。「私は黒人、私は女性」から始まる、二重に差別される存在だと言いながら、「でも、いつかは自由になる」と唄う彼女に感動してしまいます。こんな時は、さすがに英語が分かったらなあ、と思ってしまいます。

 

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