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あの頃、New Jack Swing

飛び跳ねるようなビートが特徴で、大ブームだったNew Jack Swingを覚えていますか?

80年代から90年代の前半まで、ブラックミュージック界はNew Jack Swingが爆発的ブームでした。きっかけは、Bobby BrownのDon't Be Cruelです。髪型を真似たボビ男というのも現れました。Teddy Rileyが作る独特の飛び跳ねるようなリズムは、ホント吹き荒れていましたね、懐かしいです。

 

Guy

Guy  ガイ

 

Teddyの絶頂期に作られたのが、このGuyのファーストアルバムです。 1曲目Groove MeはNew Jack Swingの教科書みたいなかっこいい曲で、 間髪を入れずにAaron Hallの迫力有る「ジャーーム!」というフレーズで 始まる2曲目Teddy's Jamに続く所が最高です。 Teddyの曲はアップテンポでもどことなく寂しさ感が有って 単調なダンス音楽ではありません。 まるで暑い夏の日の夕方のように、 熱気を帯びているんだけど涼しい風が突然吹いてくるみたいな感じです。2曲だけ入っているバラードは、どちらも絶品です。

 

Make It Last Forever

Keith Sweat  キース・スウェット

 

Keith SweatのファーストはTeddyのプロデュースで、これもNew Jack Swingのビートがカッコいいですね。どことなくヤギが鳴くのを思い起こさせる頼りなげなキースのボーカルも良いです。ドラマティックスのカバーIn the Rainはお気に入りです。

 

 

ZAN

ZAN  ザン

 

後にTeddyと喧嘩別れしたマネジャーがデビューさせたのがZanです。クレジットをみるとアレンジとキーボードをTeddyが担当しており、けんか別れする直前のタイミングだったのかもしれません。

 

このアルバム、想像以上に良い曲が多くなかなか聴かせてくれます。3曲目のアップテンポのFight The Funkも中々良いですが、それを挟むスローの2曲、Want To Be With YouとStraight Up Nastyがまた良いです。IsleyのカバーであるI Got Work To Doも良い出来で、アップとスローのミックス具合がまるでIsleyだと言えば、少々言い過ぎでしょうか。。