自分の気持ち・行動・他人との関係を客観的にアセスメント！

新たに、英国のUWE（西イングランド大学）のアセスメント表をリバースエンジニアリングしてみます

前回と異なる、アセスメント表をリバースエンジニアリング

前回までは、「日本語版エウダイモニック・ウェルビーイング尺度の作成」の14項目をリバースエンジニアリングしてみました。

1つだけだと面白くないので、今回は、もう1つ別のアセスメント表を取り上げてみて、更にリバースエンジニアリングでウェルビーイングの具体的なイメージを探ってみます。

英国のUWE（西イングランド大学）のサイトに載っていたウェルビーイングのセルフアセスメント表が載っています。14個の質問を5段階で回答していきます。

これらの質問は、前回のと比べると、より主観的な印象を受けます。

14個の質問を3つのグループに分けてみました。

グループ1:

グループ１は最も主観的な項目群で、James Brownの歌なら「I feel good」かどうかを訊いています。

グループ2:

グループ２は自身が置かれた状況における意志や活動に関する項目群です。

グループ3:

グループ3は他者との関係性に関する項目群です。他者との「良い関係」を4項目から訊いています。

他人との距離感は、日本人は注意が必要かしれません。日本人はウチ、ソトをデジタル的に2分して強く意識します。ただし固定的とも言えず、場によって変わるという複雑なものです。流石にそれは項目には反映し辛いように思いました。「場によるんだけどなぁ」と答えに困る人も多いはずです。

【3つにグループ分け】

ホリスティックアプローチの4事象の内、3事象の状態を問うていることが分かりました。これが高得点だと、高確率でウェルビーイングと言えそうです。

【ホリスティックアプローチから見た3つの視点の位置づけ】

今日は、英国UWEのサイトに載っていたウェルビーイングのセルフアセスメント表をリバースエンジニアリングしてみました。

ホリスティックアプローチの4事象の内3事象の状態を問う、かなりの範囲をカバーしていることが分かりました。

次回は、質問から、重要なキーワードをピックアップしてみたいと思います。

ホリスティックなウェルビーイングの考えに興味があれば、これもおススメ！

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