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「カウンセリング」から学ぶ、人間関係がうまくいく心得とは?- カール・ロジャーズを探して(5)

ロジャーズ自身が語る「これまでのカウンセリングを通じて学んだ事」 その1

 

ロジャーズは常に学ぶ人だった

自身の人生を語った「This Is Me」を読んで気付くのは、常に学習している態度です。権威ぶらずに、謙虚に学ぶ姿勢がとても印象的です。

 

彼が、これまでに学んだ事を一つ一つ取り上げて語っている章があるので、紹介します。

 

人と接する時は、正直でなければいけない

「これまでに学んだ事」とロジャーズが語った第1番目です。

他人との関係において、長い目で見ると、本当の自分ではない人のふりをするのは役に立たない事を見つけた。

これは、カウンセラー自身が自己一致していなければいけない、という教訓です。出来るカウンセラーと思われたいと自分とは違う性格の人間を演じても、決して良い結果は生まないという事でしょう。

穏やかな性格を演じても、本当は怒っていたり批判的だったりしたらダメだ。答えなど知っていないのに知っている振りをしてもダメだ。愛される人を演じても、実際にはその時点で敵対しているのならダメだ。確信に満ち溢れているように演じても、実際には恐れていたり自信が無かったりしたらダメだ。

なんとか取り繕ってその場は上手くいっても、結局、長い目で見ると良い関係は築けなかった、という反省から学んだのでしょう。ロジャーズという人は、人と接するのに、常に真面目に正直であろう、という真摯な態度だったと思われます。

 

引用は全て「This Is Me」の抄訳です

 

段々ロジャーズを身近に感じ、好きになってきた

この章を読んでいたら、段々とロジャーズが身近に感じられ、好きになってきました。

 

産業カウンセラーの教科書に書かれたロジャーズの主張は、資格試験のために丸暗記したので知ってはいても、今こうして「This Is Me」を読むと初めてその強い思いに胸を打ちました。教科書の無味乾燥な文章の裏にある、彼の思いを読み取る事が出来て幸せです。

 

次回も彼の学んだ事を紹介します。もしカウンセリングに興味を持ったら、ビズフォリオの「ウェルビーイング・プログラム」をチェックして、是非お申し込みを!

 

今日紹介した本です

翻訳本は上下2冊に分かれるようです。

   

お知らせ

「サラリーマンの複業」に関する自身の体験を電子本にしました。是非読んで下さい!