日常生活の「味わう」が多いと、生きるのが楽になります。
日常のささやかな楽しみは、心の健康を保つ
イヤな事や辛い事が有った時、やけ酒を飲みに行ったり、衝動買いをするなどした散財は誰にでも経験があるはずです。
でも、少しくらいのイヤな事だったら、なにか日常生活の出来事で忘れる事もあります。職場で嫌な事が有って帰宅した時、夕飯が好物だと食べているうちに、「まあ、いいっか」と思うようになった、といった類です。
今回は、心の健康を保つ日常のささやかな楽しみを紹介します。
「味わう」は、快く思う体験の気づき
マインドフルネスが、ストレスによる不安や心配を防ぐ事は、最近ではよく知られるようになりました。Psychology Todayの記事「What Are Your Simple, Underrated Pleasures?」では、マインドフルネスにとても良く似ているsavoring(味わう)というのを紹介しています。ざっくり言うと、日常のささやかな楽しみです。
例えばという事で、
- コーヒーやピーナッツバターを開けた時の匂い
- 一日の終わりにブラを取った
- 赤ちゃんが頭を自分の肩に載せた
- エレベーターのボタンを押したら、待たずに乗れた
等を挙げています。
これはマインドフルネスとどこが違うのでしょうか?
「味わう」はマインドフルネスとは少し違っています。でも関連しています。マインドフルネスは快不快に関係なく体験に気付く事です。「味わう」は快く思う体験の気づきについてです。
マインドフルネスは経験にとらわれない事です。一方「味わう」は現在の喜びの出来事を含むだけでなく、ポジティブな記憶を思い返したり期待している喜ばしい出来事を楽しみに思う事も含みます。
記事の抄訳です
この辺りの記述は、理屈では理解できるものの、どうその2つを日常に溶け込ませるのか、いまいち良く分かりませんでした。両立するものなのでしょうか?
「味わう」の簡単な方法は、とりあえず朝起きてから、自分が味わいたいと思っている事をリストに書き出します。もし1つの感覚に偏っていたら、五感全てをカバーするように心がけるのがコツです。
自分の「味わう」リストを増やす!
今日は、五感で味わう日常のささやかな幸せ、を紹介しました。
日常のささやかな出来事に楽しみを覚える人の方が、生きる事が楽な気がします。お金を払ってコンテンツを消費する事だけが楽しみと思っている人は、些細な変化で直ぐに生き辛い状況に陥ってしまうのは事実です。
自分の「味わう」リストを増やしていきましょう!
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