習慣など、何かを変化させたいと思うなら、変化の法則を理解してください。今回は最終回です。
自分を変えるには、所属する集団を変える
これまで、習慣を変える方法を書いたLifehackの記事「How to Change a Habit With the Four Quadrants of Change」を2回に分けて紹介しました。
簡単に言うと、個人と集団、内部と外部の組み合わせによる4事象に分け、それぞれに対して変化を考えていく方法です。
- 個人―内部:マインドセット
- 個人―外部:行動
- 集団―内部:文化・サポートシステム
- 集団―外部:法律、ルール、規制など
個人の内部と外部を変える方法は紹介済です。今回は、第3事象と第4事象である集団を変える方法を2つまとめて紹介します。
関連記事:行動を変化させる方法 |やるべきことをコツコツと⁉・・・変化の法則その2
集団を変えるか、そこを離れて所属する集団を変えるか
「朱に染まれば赤くなる」という諺のように、個人で変わる事を決心しても、環境が今まで通りだと
その意思を貫き通すのは、なかなか辛い場合があります。
例えば、禁煙しようとしても、周りが全員喫煙者で休憩時間は殆どの人が喫煙室でだべっている環境なら、
急に自分だけ行動を変えて禁煙するのはなかなか大変です。
記事によると、個人と同じように集団も内部―外部の順番に変化を考えていきます。
まず集団を2つに分けています。内と外です。
内集団のリング
友達や家族です。内集団のリングは、友達や家族の社会的、文化的規範が支配する場所です
変化を達成しようと望むなら、内集団のサポートが必要です。もし得られないなら、全く変えてしまうか、そこから距離を置くかが最も良い方法です。
外集団のリング
会社やコミュニティー、県、宗教、国です。例えば、あなたやその友達、家族がどんなに考えても、北ナイジェリアで心をオープンで居る事は極めて困難です。
時々、その文化があなたが変化しようとするのを邪魔するので、外集団のリングを変える必要があります。
記事の抄訳です
なぜ、北ナイジェリアが出てくるのか、軽くWikipediaを見てみたけれども分かりませんでした。
最後は、集団ー外部 の変化です。対応は4つのいづれかに分けられます。
この事象は、個人が存在する集団のシステム、チーム、法律、ルールに関係しています。
Leave(離れる)
シンプルに集団を離れて別の場所に行きます。多くの人がこれを選びます
Persevere(辛抱する)
状況が良くないことが分かっていてもそれに固執すると決めたなら、絶好の時が来るまで待つことにします。
Neglect(放置)
変化を諦め、流れに任せます。現状維持のための必要最低限の努力をします
Voice(声を上げる)
声を大にして「変化」を求め続け、変わるまで止めません
記事の抄訳です
読んでお分かりのように、集団に関しては、個人に関する第1、第2事象と比べると、その主張は少々苦しく、切れ味が鈍い感じは否めません。
変化の法則を理解して、是非実現を!
今回で、変化の法則の紹介は終わりです。
何かを変えたい時、まず4事象を意識して、それぞれを変化させる戦略を考えるのは、当たり前のように非常にシンプルですが有効な方法だと思います。
3回分読んで、少しでもその可能性を感じていただけると嬉しいです。ぜひ、成功させてください。
Change? YES We Can!
物事の変化の法則
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