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気持ちが落ち着くセロトニン系の現代音楽

 

15 Wild Decembers

GEOFF SMITH ジェフ・スミス

Brian Enoが昔作ったObscureというレーベルがあります。とても短命でかなり実験的な音楽を発表していました。それでもPenguin Cafe Orchestraのように日本でも有名になったアーティストもいます。Obscureのアルバム第1弾がGavin BryarsのThe Sinking Of The Titanicで、Geoff SmithはGavinの弟子です。

 

長々とした説明になりましたが、ロックなどポピュラーミュージックとクラシックのアーティストの交流がイギリスは盛んなのでしょうか。その結果がどうかは不明なので置いとくとして、イギリスには、Michael NymanやJohn Harle、そしてこのGeoff Smithなど驚くほどポップで聴きやすいクラシックの作品を発表するアーティストが多いようです。

 

このアルバムをJohn HarleのSilenciumと比べてみると、どちらもポップで聴きやすく、とてもキレイな声の女性ボーカルを取り入れていて、まるで双子のようなアルバムです。あえて言うならば、Silenciumは若干気持ちが高揚するアドレナリン系で、15 Wild Decembersはより気持ちが落ち着く方が強いセロトニン系です。ピアニストだけあってピアノがとてもきれいです。

 

うっかり現代音楽を聴いていると言うと、大抵は変わり者と思われます。そう言う人たちは、おそらくこのアルバムを聴いた事は無いでしょう。もしその人が音楽好きなら大変に損をしています。絶対に気に入ると思うのに。物凄く残念です。

 

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