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【スタイリッシュ】特徴的なベース、ギター、そして声

 

Hejira

 

Joni Mitchell ジョニ・ミッチェル

 

アコースティックから転向を図ったアーティストは結構います。特にJAZZのMiles Davis、フォークのBob Dylan等が有名です。JoniもDylanと同じくフォークから始まりJAZZの有名なミュージシャンをバックにエレクトリックなフュージョン・サウンドへと転向しました。

 

エレキに変わっても彼女の特徴で有る変則チューニングは健在です。ステレオタイプなフュージョンではなく彼女独自のサウンドになっています。それにしてもギターがLarry Carltonで、ベースはなんとJaco Pastorius。ミュージシャンの間でもいかにJoniの才能が認められていたかが、それだけでも分かると思います。

 

1曲目のCoyoteからJacoのベースが大活躍です。独特のフレットレスの響きとハーモニクスの音ですぐにJacoと分かる印象的なイントロは何度聴いても新鮮で興奮します。Cassandra WilsonがカバーしたBlack Crowも、スリリングなイントロに始まり畳み掛けるような早い展開が刺激的です。

 

アルバム全般では、チャート誌に載るヒット曲とはかなり異なり、キャッチーで単純なメロの曲は少ないし歌詞も多いのも親しみやすさから遠ざけている気がします。1回聴いただけではアルバムの良さが伝わらないかも知れません。「ぜひ繰り返し聴いてみて」と多くの人に言いたくなります。必ず愛聴盤になると思うので。

 

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