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デビュー10年、ありがちな時期 Elvis Costello

 

Blood & Chocolate

 

ELVIS COSTELLO エルヴィス・コステロ

 

 

ミュージシャンはどうやって芸名を付けるのでしょうか。 ニックネームがそのまま芸名になった場合もあれば、デビュー時に自分で考えて付けた人もいるらしいです。

 

Elvis Costelloは、自分の芸名を「冗談だったが軽薄すぎる」と言って突然変えてしまいました。 その上、それまでずっと一緒にやってきたバックバンドのThe AttractionsやプロデューサーのNick Loweの事を悪く言うようになりました。 「ブースで呑んでただけ」とかNick Loweもひどい言われようでした。

 

そうこうするうちにCostello Showと言う名前で発売されたアルバムKing of Americaは、悪くはないが何か心に響かないものでした。 それまでのアルバムと比べるとどうしても愛着が持てずに、ブックオフ行きです。 その後、唐突にElvis Costelloの名前でこのアルバムがリリースされました。

 

1曲目Uncomplicatedを聴いたらすぐに気に入りました。僕は、Nick Loweのエコーが無くてザラザラした音が大好きなのです。前作以前のお気に入りの感じが戻ってきて満足でした。 3曲目のTokyo Storm Warning(東京暴風雨警報?)はCostelloの魅力に溢れた曲です。アップテンポで畳み掛けるボーカルがたまらない!I Want YouはバラードでタイトルのI Want Youを繰り返す曲。ちょっと暗いメロディだが良い曲です。

 

昔から大好きな曲がBlue Chairです。 どちらかというと目立たないシンプルな曲ですが 、ちょっと愁いを帯びたメロディとCostelloのボーカルがすごくイイ。

 

結局良く分からない改名騒ぎでした。恐らく 外からは想像も出来ない強いストレスがショービジネスにはあるというのが原因で、それに逆らうアーティストの行動が、ときには奇行につながるのでしょう。

 

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