世界中どこでも同じ！幸せには、旺盛な活動と穏やかな休息の微妙なバランスが必要

メーガン・C・ヘイズの『幸せに気付く世界のことば』では、幸せに関連する言葉を5つに分類しています。

前回は、「喜びとスピリチュアリティ」をテーマに紹介しました。

今回はその5番目、「バランスと落ち着き」に関連する世界の言葉を取り上げて紹介します。これで、5つのカテゴリーは一通り紹介した事になります。

仕事や活動から解放されてひたすらのんびりできる時間が幸福には不可欠です。心と体には、そういった旺盛な活動と穏やかな休息の微妙なバランスが必要です。

SÓLARFRÍ （ソラーフリ）は アイスランド語で、「天気が良いので急に仕事が休みになること」という意味です。天気がいい日は仕事が休みなんて、羨ましい限りです。これは、年間平均気温がわずか5度のアイスランド人にとって、温かい陽射しはとても貴重で、最大限利用すべきものだからです。仕事に打ち込むことと周囲の状況を利用する事の間で日々バランスを取ることの大切さを教えてくれます。

北欧の言葉を紹介したので、次は南欧の言葉を紹介します。

mañana（マニャーナ）はスペイン語で、意味は「明日」とか「いつかそのうちに」です。ポジティブでありながらのんびりした人生哲学を表す、いかにもスペインらしい要素です。

マニャーナという考え方は、幸せについて言えば、時間を完璧に管理しなくてはという束縛を手放すのに役立ちます用事を1つか2つ、マニャーナまで先送りしてみましょう。その時が訪れたら、その用事は今思っているほど重大ではなくなってるかもしれません。

メーガン・C・ヘイズの『幸せに気付く世界のことば』から引用

今日は、世界中の幸せに関する考え方から「バランスと落ち着き」をテーマに、アイスランド語のソラーフリとスペイン語のマニャーナを取り上げて紹介しました。

各カテゴリーから2語づつ紹介してきて、今回で一旦ひと区切りです。これからも、ぼちぼち幸せに関する言葉を紹介していきたいと思ってます。また、5つのカテゴリーについてはホリスティックアプローチの観点から一度考えてみるつもりです。

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