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なぜ腸活?知っておきたい腸内細菌と脳との関係

 

腸と脳の関係を、科学的に説明します

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私たちは、腸の中の細菌と共生している

まだまだ終息には程遠い感染者数です。オリンピックなんてやって大丈夫なんでしょうか?心配です。

 

ウイルス(ラテン語: virus)は、他生物の細胞を利用して自己を複製させます。Wikipediaによると、生命の最小単位である細胞やその生体膜である細胞膜を持たない事から生物ではない、という定義だそうです。

 

ウィルスが体の中に入ると感染なのに対して、面白い事に、私たちは、腸の中で細菌を文字通り飼っています。一方的にただ飼っているだけではなく、実は細菌は私たちの脳に影響を与えています。という事は、共生になるのでしょうか。

 

幸福感を引き起こす神経伝達物質セロトニンは、腸の細菌が大量に放出

脳と腸は密接な関係があります。正確には腸の中にいる細菌も大いに関係あります。考えてみれば不思議です。自分とは何か?という哲学的な問いにも繋がる事実です。

 

Health Pandaの記事『Why Gut Bacteria Can Hijack Your Brain?』では、なぜ腸の中にいる細菌と脳が深い関係にあるのかを説明しています。

 

まずは神経です。腸と脳は神経でつながっています。

迷走神経は脳と神経を結ぶ最も大きな神経の1つです。双方向に信号を送ります。ストレスはこの神経を通じて送られる信号を止めます。そうなると胃腸の問題を引き起こします。

関連記事:毎日が楽しくなる!不安や心配を無くすために知っておきたい「迷走神経」

 

次が神経伝達物質です。

腸と脳はまた、神経伝達物質として知られている化学物質を使用して通信します。 これらは脳で作られ、精神的および感情的な健康を管理することができます。 そのような神経伝達物質の1つはセロトニンです。 これは幸福感を引き起こすだけでなく、体内時計を管理します。 これらの化学物質の多くは、体内の腸内細菌によっても放出されます。 実際、セロトニンの巨大な塊は腸によって生成されます。

 

腸内細菌はまたガンマアミノ酪酸(GABA)として知られている化学物質を作ります。 この神経伝達物質は、ストレスや不安の感情の管理ができます。 動物実験は、いくつかの腸内細菌がGABAを増産させる可能性があることを示しています。 これは、不安やうつ病の症状の最小化に役立ちます。

  

ここまで読んで腸活の大事さを納得した人、あるいは、そんな科学的な理由より「要は何をすれば?」という人のために、おススメの食べ物を書いておきます。

オメガ3脂肪酸
魚や魚の油
発酵食品
ヨーグルト、ザワークラウト、チーズ
高繊維食品
マメ、穀物、ナッツ、果物、野菜
ポリフェノールが豊富な食品
緑茶、オリーブオイル、ココア
トリプトファンが豊富な食品
七面鳥、卵、チーズ

引用は全て記事の抄訳です

 

腸活が、単なるブームで終わると残念過ぎる

今日は、腸の細菌が脳に影響を当てる原因を説明しました。

 

腸活というのがいかに大事か、理解いただけたかと思います。単なるブームで終わると残念な、科学的にも十分過ぎる理由に溢れています。

 

ぜひ今日から腸活、始めてください。

 

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