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豪快なジョー・ウォルシュのギター、これぞアメリカン・ロック

 【ライブアルバム紹介】

Live in Concert

JAMES GANG  ジェイムス・ギャング

James Gangは、Joe WalshがEaglesに加入する前に所属していたグループです。三人組という最小構成ですが、バラエティに富んだ音作りをしており、一本調子ではありません。

 

このライブアルバムは、もちろん、Joeのギターの魅力が全開で、ソリッドなハードロックバンド・サウンドを聴かせてくれます。オープニングはStop。鼻にかかったJoeのボーカルは多少好みが分かれるかもしれません。まあ何というか、個性的で渋い感じです。サウンドは、オープニングにふさわしく、ゆったりとした重たいドライブ感が最高に気持ち良く、ワウワウのギターソロも素晴らしいです。

 

2曲目は、 You're Gonna Need Me。スローブルースです。ここのギターソロは、フレーズがスぺイシーな感じで、ちょっとJimiを思い起こしさせます。そういえば、Jimiも1曲目のStopをライブで演奏していました。3曲目のTake A Look Aroundと4曲目のTend My Gardenはキーボードのイントロから始まるポップな曲調です。ギターが全然聴こえないので、キーボーディストを入れずに、Joeが弾いているはずです。この辺りは、Joeのギターが看板のバンドながら、色々なサウンドにチャレンジする姿勢が良くあらわれています。

 

5曲目は、Ashes, The Rain And I。アコースティックギターのイントロで始まり3分弱で終わる、とても美しい小作品です。6曲目は、超有名なWalk Away。ギターのご機嫌なフレーズで始まりますが、ちょっと引き気味で、ベースが前面に出て頑張っています。この曲は、やっぱりメロディが良い!「Seems to me. You don't wanna talk 'bout it」、つい一緒にサビを歌ってしまいます。

 

クロージングは、Lost Woman。ベースのフレーズのイントロで始まり、途中でギター、ベース、ドラムの順番に文字通りのソロ演奏を挟んだりして、とても長いです。そして、なんだかケチャっぽいヴォイスだけになります。繰り返しになってしまいますが、この辺は実験的なやる気がうかがえます。その後にもう一度演奏に戻ってきて、コンサートは終了です。

 

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