【ランニングの科学】最新研究で判明！6か月ランニングをすると、アンチエイジングの効果あり

年をとってもやりたい思う新しい事にチャレンジしている人は、若々しい印象を与えます。

そういう人の中には、見た目の若さにこだわるよりも、やりたい事が有るのに老いを言い訳に諦めたくないために、アンチエイジングを心がけている人も多いと思います。

老いは避けられません。しかし、「年を取る＝非活動的になる」という図式は、アンチエイジングによりある程度避けることができます。

そして、有酸素持久運動であるランニングの習慣など、簡単な方法でアンチエイジングは可能です。

ランニングには、体や心に色々と良い効果があります。

Runner's Worldの記事「Steady-State Running and HIIT Have Some Serious Anti-Aging Effects」によると、新たにアンチエイジングの効果が加わったようです。科学的に証明されたランニング効果がまた１つ増えました。

記事によると、普段はあまり運動しない若者を4つのグループ（持久走、HIIT（高強度インターバルトレーニング）、筋トレ、座っている）に分けたところ、6か月後にテロメアの長さ（DNAの劣化を防ぐ役割を果たす染色体の両端のキャップ）と、失われたテロメアの補充に役立つ酵素であるテロメラーゼの活性を調べると、持久走と高負荷運動は効果が有ったそうです。ざっくり重要なところを抜き出して紹介します。

 

座っていたグループと比較して、持久力とHIITトレーニンググループでは、テロメラーゼの長さと活動の両方が2倍から3倍に増加したことが発見されました。

 

年をとるにつれて、テロメアは自然に短くなり、劣化して細胞が損傷を受けやすくなるので、重要です。このプロセスを遅くできるほど、より有益になります。

（中略）

短くなり損傷したテロメアは細胞に信号を送り、成長と増殖を停止させ老化させる、これは細胞の老化の重要な特徴です。

（中略）

筋トレには、テロメアに関連する利点を見つけられませんでした。

記事の抄訳です

「年を取ったから走れなくなるのではなく、走らなくなるから年を取るんだ」というBORN TO RUNに載っていた会話を思い出しました。いつまでも健康で、「走る人」で居たいですね。

今日は、ランニングのアンチエイジング効果を紹介しました。

世間では、効果が疑わしいにもかかわらずアンチエイジングを謳ったかなり高価なサプリが売られています。それに比べれば、ランニングは低コストで確実にアンチエイジングの効果が有ります。

飲むだけのサプリと比べると、ランニングは少し時間をとられます。それでも、アンチエイジングを望む人はランニングを取り入れるのが賢い選択ですよ。

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